2020年2月14日
「何々ができるから、上手いから、優れているから」愛される価値があると考えがちです。各々に「長所」があります。それと共に苦手なことや格好悪い自分もいます。残念ですが、後者の方をより強く意識する私たちなのかも知れません。
アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが作者とされる祈りに次のようなフレーズがあります。
…神さま、私たちに変えられないものを受け入れる心の平穏を与えて下さい。
Reinhold Niebuhr
変えることのできるものを変える勇気を与えて下さい。
そして、変えることのできるものとできないものを見分ける賢さを与えて下さい。アーメン
「できる自分」を演じても疲れるばかりです。
「できない自分」「変えられない私」を許し、受けとめ、いたわりたいと思います。
「ありのままの私」を思いやることで平凡でも「変えられる私」の姿が見えてきます。
少しずつでも良いのです。
「変化する私」「成長する私」に期待し、喜び、新しい試みに挑戦したいと思います。
「変えることのできるものとできないものを見分ける賢さ」を身につけたいものです。
全ての人は価値ある存在として造られているのですから。