BLESSING CHURCH INTERNATIONAL

ケルト写本『ケルズの書』

2020年1月22日

アイルランドのアイオナ写本工房が800年頃に制作した
『ケルズの書』は究極のケルト装飾美術が施された写本
です。聖書の福音書を扱っています。

西方写本最古の聖母子像や縁取り装飾文字、あるいは
独自の色彩が打ち出されていることに私たちは目を見張
ります。

「入れ子となった菱形」がキリストと共にある世界観
を示していたり、「8つの円」と「おびただしい渦巻き」で
キリストの8日間の受難を描くなど、見る者の想像力と
感性に訴える図柄が複数収められています。

肖像画の分かり安さも良いですが、見えないものを
見えないものとして描く手法に私は共感しています。
あえて具象化しない方が真実に近いような気もするのです。

上記の写真は「カーペットページ」の一部です(実物は縦)。
愛ゆえのキリストの受難を表現しています。
バーナード・ミーハン『ケルズの書』
ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館写本より

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