Fresh strawberries:photo by Artur Rutkowski on Unsplash
2020年1月5日
「クリスマス・ディナー」「大晦日の鍋パーティー」に続き、来週は「餅つき大会」です。
「教会なのに食べ過ぎじゃない?」
確かに「一緒に作り」「一緒に食べる」プログラムは多く、「手作り弁当」による野宿者支援も継続中ですし、私たちは「食」と関わる機会に恵まれた教会の一つだと思われます。
ただし「食」を重んじることはキリスト教会に共通した価値観であり、聖餐式をはじめ多様な様相を持って実践されています。それはイエスの宣教にさかのぼります。
イエス集団は、貧しい人たちの解放・世直しとしての神の国の到来を期待し、それを告知することを運動の中心に置く。そして、言葉による告知を行動化し、神の国の祝福を先取りするしるしとしての実践活動を展開した。そこで顕著なのは、癒しと並んで、「いっしょにメシを食う=共食」という活動である。
渡辺英俊「いっしょにメシを食う福音」『福音と世界』より
イエスは「小さくされた人々」を分けへだてなく、ご自分の食卓に招かれました。
「食」は健康の源であると同時に人と人、人と自然、さらには人と神をもつなぐのでしょう。
「共に」という意味において、ますます「食」を大切にして行きたいと思います。