Guitar Club ギタークラブ

エレクトリックギターの歴史

ロックという音楽に欠かせない存在がエレキギターです。エレキギターの歴史には、実は音響技術の発展と大きく関わっています。1940年代から急速に音響技術が発達し、音を直接増幅できるエレキギターに注目が集まるようになりました。
 ドイツのリッケンバッカー社が1930年代にエレキを最初に開発しまた。音響技術はナチスドイツによって発展しました。プロパガンダを大音量で流すために音響技術が発達したのです。ナチスのプロパガンダによる音響技術の発展により、大規模なコンサートが出来るようになり、音を直接増幅できるエレキギターが注目される大きなきっかけになりました。
また、第2次世界大戦でヨーロッパが壊滅的な打撃をうけ、音楽どころではない間にアメリカが文化の発信地になり、アメリカが発信した音楽が世界の音楽業界を席捲しました。
アメリカが戦後に発信しはじめたのは、ヨーロッパや日本などに開いた米軍用のダンスホールの音楽、ジャズです。そして黒人のジャズギタリスト、チャーリー・クリスチャン、がアメリカのジャズにエレキギターを初めて持ち込みました。彼はリズムをコードで弾くだけだったギターでソロを弾きギターを花形楽器にしました。彼は早くして亡くなってしまうのですが、以後アメリカのジャズにはエレキギターが浸透しはじめます。進駐軍クラブで演奏されるようなダンスミュージックはアメリカ国内でもどんどんメジャーになっていき、次第にジャズからリズム&ブルースそしてロックンロールという名称で呼ばれるように変化していきます。1950年代にはチャック・ベリーやエルヴィス・プレスリーなどエレキギターを弾くロックンロールスターが生まれ、一気にエレキギターもメジャーになっていきます。60年代になると、ジミー・ヘンドリクスや・ビートルズ、エリック・クラプトンなどの天才的なギタリストが現れ、エレキギターの人気が高まっていきます。日本でもエレキブームなるものが起きて、加山雄三さんがエレキを弾きながら歌う姿はみなさんもよくご存じだと思います。その後エレキギターは様々なメーカーから様々なエレキギターが発売されさらに発展していくのです。


エレクトリックギター年表

 

1932年 リッケンバッカー「フライングパン」(最初に販売されたエレクトリックギター)

1932年に初めて販売されたエレキギター。見た目がフライパンに似ていることからこの名前がつけられた。発売当初は最先端すぎて受け入れられなかった。音響技術の発達によって徐々にエレクトリックギターの需要は高まった。

1936年 ギブソン「ES-150」

ESとはエレクトリック・スパニッシュの略。ジャズギタリストのチャーリー・クリスチャンも愛用したギター。主にジャズで使用されることが多い。アコースティックギターのようにボディーが空洞になっていて、生音でも響く。

 

1949年 ギブソン「ES-5」

ピックアップと言われる音をひろう部分が3つ付いており、マスターボリュームとは別にそれぞれボリュームコントロールが付いている。3つのピックアップを別々にコントロールできることが新しかった。

1950年 フェンダー「エスクワイヤー」

フェンダーギターの元となったギター。テレキャスターもストラトキャスターも始まりはこのギターから。ソリッドボディーという空洞のないボディーで生音では音量はほとんど出せない。ピックアップは一つだが、コントロールスイッチが付いていてトーンコントロールの0か最大かの役割を果たしている。

1952年 ギブソン「レスポール」、フェンダー「テレキャスター(エスクワアーを改名)」

ギブソンギターと言えばレスポール。ギブソン社初のソリッドボディーギターでアメリカのギタリスト、レス・ポール氏の監修のもと開発された。フェンダーのテレキャスターはエスクワイヤーから改名されたものでピックアップも二つになっている。

1954年 フェンダー「ストラトキャスター」

フェンダーのギターと言えばこのかたちを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。言わずと知れた名機ストラトキャスター。レスポールと並ぶエレクトリックギターの代表的存在。3つのピックアップが付いていて、使用するピックアップの組み合わせで細かい音作りができる。

1958年 ギブソン「フライングV」

その奇抜なデザインから発売当初は受け入れられず、翌年には販売中止になってしまう。しかし、有名なギタリストが使用し、徐々に知名度を上げていき、1980年に復刻される。ちなみに2007年にはリバースフライングVというこれまた奇抜なギターが発売され、矢印のような奇抜な見た目からギブソン社のデザインセンスに心配の声が寄せられた。

フライングV  リバースフライングV(2007年)

1962年 ギブソン 「SG」

レス・ポール氏の名前を冠して発売されていたモデルから廉価版として発売された。当初はレスポールの名で発売されていたが、レスポール氏の助言や嗜好に基づかないギブソン独自のデザインであったためレス・ポール氏がこれを快く思わず、レス・ポール氏との契約が切れてしまう。以降このモデルはSG(ソリッドギターの略)と呼ばれるようになる。

 

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